スラリと伸びた美脚は真っすぐなだけできれいに見えるものですが、きれいに見える脚には「黄金比」というのものがあり、その数値を満たしている脚こそが、ほんとうの美脚と言えます。
1つめは、太もも、ふくらはぎ、足首の比率。
いくら足首がきゅっと締まっていても、太ももが異常に太かったりするのは美脚とは言えません。逆に腿が細すぎて、上から下まで棒のように一直線なのも当てはまりません。
その黄金比とは、太もも:ふくらはぎ:足首=5:3:2、となります。
きれいな脚には適度な太さ(筋肉)と曲線美が備わっていることで、初めてきれいな脚と言えるのですね。
本当の美脚は身長とのバランスも大切
つぎに、身長から見る足の長さの比率です。
理想的とされる体全体での足の長さは、股下から床までが、身長×0.47となっていることです。
例を出してみると、
155cmの人なら、股下は72.85cmほしいところ。また、160cmなら股下が75.2cmがきれいに見える比率です。
また、ひざからかかとまでの比率も見てみます。全体の長さから見て、股からヒザまでが全体の5:3となっています。
身長に対する理想的な脚の周囲も、美脚の条件があるのです。
・太ももは、身長×0.3
・ふくらはぎは、身長×0.2
・足首は、身長×0.12
ですので、足のバランスが良くても、身長とのバランスが取れていないと部分的にだけ見た目がいいということになってしまいます。
足のすき間も美脚の要素
黄金比ではない、美脚の見定め方もあります。それは「五点四穴」です。
「五点四穴」というのは、
・親指の内側
・内くるぶし
・ふくらはぎ
・ひざ
・太もも
この5つが立った時に触れあっている点と、その間の空間の4つの隙間のことを言っています。
脚をそろえて真っすぐ立った時に「五点四穴」ができているか確認してみましょう。
そして美脚と呼べる脚はこれらの数字だけではありません。
形が整っているうえで、ムダ毛の処理、肌の手入れをきちんと行っていることが、ほんとうの意味での美脚と言えます。
まとめ
脚の長さは変えられませんが、太ももの太さはエクササイズで細く、または筋肉をつけて太くできるし、O脚やX脚は施術や矯正である程度までは正常な形に持って行くことができるでしょう。
形を整えながら、お手入れも同じ進行することを心がけてくださいね。